タトゥーと社会 多様な視点を大切に

Last-modified: Sun, 02 Dec 2018 22:53:16 JST (1990d)
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(2018.11.24)
 医師免許がないのに客にタトゥーを施したとして医師法違反の罪に問われた30歳の男性に、逆転無罪が言い渡されたそうだが、タトゥーに医師免許が必要だったとは驚きだ。

 タトゥーなど、文化や風習への評価は時代や場所によって移ろうし、同じ時期、地域に暮らす人々の間でも好き嫌いは分かれるとはいえ、公衆浴場に「入れ墨」のある人と入浴を共にするのは避けたい。

 自己表現としてタトゥーを楽しむ日本人も増えているようだし、まして外国人まで考えると温泉施設などが入浴を拒否するのは難しいようだが、できれば、家族風呂など、浴場を分けていただけるとありがたい。

朝日新聞 社説:「タトゥーと社会 多様な視点を大切に