トルコ大統領 強権による分断の不安

Last-modified: Sat, 14 Sep 2019 13:08:45 JST (1703d)
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(2018.6.27)
 着実な経済成長が評価され、イスラムを重んじる保守層の支持も根強く、15年にわたりトルコを統治してきたエルドアン氏が、大統領選で再選された。 任期は今後5年で2期まで可能、三権分立が崩れ、個人統治が強まり、今後、強大な権力を手に入れる。 米NGOは、トルコの自由度を「部分的に自由」から「不自由」に格下げした。

 文化、国の成り立ち、国内事情、近隣諸国事情、など、複雑に絡んでおり、トルコの細かい諸事情を踏まえる必要がある。 長期的には、米NGOの指摘通りかもしれないが、欧米や日本のルールを単純に当てはめようとするのは、余計なお世話だったりしないか。

朝日新聞 社説:「トルコ大統領 強権による分断の不安