ブロック塀倒壊 「人災」をなくすために

Last-modified: Sat, 14 Sep 2019 13:45:37 JST (1703d)
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(2018.6.26)
 大阪北部地震の発生から1週間が過ぎたが、ブロック塀倒壊事故の教訓が注目されている。 3年前に、防災の専門家が校長に危うさを指摘したが、市は職員による目視や打音の検査で「問題ない」と判断していたという。

 市職員のみに非があるような説明に聞こえたりするが、市職員の判断に対し、指摘した防災専門家や指摘された校長および市職員の上司たちはどのように感じ、どう対処したのか。 例によって、責任の所在があいまいである。 自治会ごとなど地域で情報を共有するための専門家をまじえた調査を促したりしてもよいが、担当者任せのアリバイ作りに終始するようであってはならない。

朝日新聞 社説:「ブロック塀倒壊 「人災」をなくすために