新潟の新知事 原発問題で主体性貫け

Last-modified: Sun, 19 Jan 2020 15:06:54 JST (1577d)
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(2018.6.14)
 新潟県知事選で、与党の支援を受けた花角英世氏が初当選し、野党5党が推した池田千賀子氏を制した。 原発再稼働に対する公約だけで、花角英世氏が初当選したとは思わないが、池田氏よりは再稼働積極派が選ばれたことになる。 とは言え、花角氏も再稼働慎重派である。

 再生可能エネルギーも重要だが、経済の発展を望むのであれば、原発の稼働も欠かせない。 原発事故原因などの検証をしっかりと行い、その説明責任を果たしてほしい。 福島原発では政府対応の悪さが事故被害の拡大へと導いたと言われている。 万が一の事故に備えて、事故が起きないような施策および事故の影響を最小限に抑える施策を政府とともに行政の立場から主体性をもって進めてほしい。

朝日新聞 社説:「新潟の新知事 原発問題で主体性貫け