日本と北朝鮮 人道問題進展へ対話を

Last-modified: Thu, 03 Jan 2019 12:20:28 JST (1958d)
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(2018.8.28)
 日本と北朝鮮の間には、拉致被害者をはじめ、戦後に日本に戻れなくなった残留日本人、80年代半ばまで続いた在日朝鮮人の帰還事業で渡った日本人配偶者など、多くの人びとの問題を抱えている。 日本政府は、今まで通りこれらの問題解決を北朝鮮に訴え続けていくことにより、ある程度の進展が期待されるが、人道問題を政治カードに使うことしか考えていない北朝鮮に抜本的な解決は期待できない。

 日本は、米国と連携し、和平交渉の足を引っ張る中韓をけん制しながら、1日も早く、非核化・和平交渉を進め、日朝が自由にお互いの国を行き来できる関係を構築する必要がある。 そうすることが、北朝鮮相手に人道問題など念願の課題を解決する近道だ。 このトランプ方式が最善であり、文在寅方式では問題点が先送りされるだけだ。

朝日新聞 社説:「日本と北朝鮮 人道問題進展へ対話を