日本の捕鯨 IWCに背を向けるな

Last-modified: Mon, 10 Dec 2018 14:45:46 JST (1981d)
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(2018.9.19)
 先週の国際捕鯨委員会(IWC)の総会で、日本の出した提案が否決され、日本政府・与党からは、脱退を示唆するような発言も出ているそうだ。 短慮は慎むべきだろうが、水産庁によるとIWCは、「鯨資源の保存及び捕鯨産業の秩序ある発展(持続的利用)を図ること」を目的として設立された国際機関だそうで、この目的の組織であれば、捕鯨を前提とした組織であり、反捕鯨を議論すること自体が目的に反しており、反捕鯨に科学的根拠などあろうはずもなく、IWCがこれに固執するようであれば、IWCに所属している意味はない。

 国際的な枠組みなどと、日本は世界の批判を気にしすぎており、心ない一部外国がそんな日本に付け込んできているのであり、間違っていないことに関してはそろそろ毅然と対応する必要がある。 どんなに正論であっても、常任理事国が反対すれば否決され、枢軸国としてまともに扱われていない国際連合や、ありもしない「南京大虐殺文書」や「日本軍慰安婦の声」などを「世界の記憶」として強引に登録するようなユネスコなどへの多額の分担金の支払いなどを見直す時期であり、自衛隊派遣の是非の判断を国際連合に委ねるのではなく、自国で毅然とした判断をする国でありたい。

朝日新聞 社説:「日本の捕鯨 IWCに背を向けるな
朝日新聞 社説:「安保法3年 「実績」作りに走る危険