桜田大臣辞任 守り続けた責任は重い

Last-modified: Wed, 24 Apr 2019 21:46:46 JST (1831d)
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(2019.4.12)
 桜田五輪相が、東日本大震災の被災地、岩手県出身の自民党衆院議員のパーティーで、「復興以上に大事」なこととして、この議員への支援を呼びかけたことにより、辞任に追い込まれた。 昨年2018年10月の就任当初から、周りへの配慮が欠けているというか、語彙が不足しているというか、閣僚としての資質を疑わせる言動を繰り返していたが、桜田氏に問題があるというより、自民党の各派閥が推した入閣待機組の起用に問題があるような気がするが、鬼の首でも取ったかのようにそのことを追及しようとする野党にも寂しいものを感じる。

 安倍首相の大臣の選任の仕方には、自民党の緊張感のなさというか気の緩みを感じるが、安倍政権の失態の追及に最大の関心をもち、国防や国民生活に二次的関心しかない野党にも困ったものだ。
(統一地方選 政治に緊張生むために(2019.4.9))

朝日新聞 社説:「桜田大臣辞任 守り続けた責任は重い