福島第二廃炉 東電は責任まっとうを

Last-modified: Sun, 05 Jan 2020 12:24:05 JST (1590d)
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(2018.6.15)
 福島第一原発で大事故を起こした東京電力が、近くの福島第二原発も廃炉にする方向で検討する、と表明した。 7年前の事故以来、福島県をはじめ地元自治体や議会から、再三廃炉を求められており、地元の理解を得られなければ、再稼働は諦めるしかない。

 原発を稼働しなくとも再生可能エネルギーで補完できるという発言もあるが、どこまで日本の未来に責任を持った発言かは知らない。 日本の国力や人口が、縮小均衡するという前提だったりするのではと危惧してしまう。

 とはいえ、原発がそれなりのリスクを伴う設備であることは、東日本大震災で示された。 どんな対策にも完璧ということはないとはいえ、1度事故を起こしたら2度とチャンスがなくなるというのはいかがなものか。 冷静な見直しがなされたのだろうか。

朝日新聞 社説:「福島第二廃炉 東電は責任まっとうを