西日本豪雨 全力で被災者の救助を

Last-modified: Wed, 28 Aug 2019 22:18:37 JST (1721d)
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(2018.7.8)
 気象庁は、数十年に一度の現象と判断して、九州と中国、近畿地方などの計9府県に及んで、大雨特別警報を出し、大雨について早めに厳重な警戒を呼びかける異例の記者会見も開いたが、実際には想定を上回る大雨が降った。

 救助された人も、被害が深刻な地域では避難生活が長期にわたることが予想され、食料や水、衣服、寝具をはじめとする生活物資の確保、電気や通信など地域のライフラインの復旧に向けて、国は積極的な支援が必要だ。 土砂災害は累積の降雨量が大きく影響するだけに、浸水や土砂崩れが想定される場合は、早めに行動し、安全な場所へ逃げることだ。

 数十年に一度とか、異常気象とは、災害の大きさの表現であり、一度起きたら数十年間起きないという意味ではなく、いつでもどこでも起こり得ると認識し、今後の対策に生かしていく必要がある。

朝日新聞 社説:「西日本豪雨 全力で被災者の救助を