通学の安全 人手不足おぎなう道を

Last-modified: Sat, 14 Sep 2019 10:57:49 JST (1703d)
Top > 通学の安全 人手不足おぎなう道を
(2018.7.2)
 学校の登下校時に子供が巻き込まれる事件が多発しており、子供の登下校時の安全確保が重要な課題となっている。 ボランティアの「子ども見守り隊」の活動が有効だが、担い手が年々減る傾向にあり、継続が難しくなっているという。

 「人の目」がもつ抑止効果は高いので、見守り隊の補間態勢として、「買い物や犬の散歩はなるべく登下校時刻にあわせてほしい」との呼びかけもある。 子供たちにとっても、明らかな見守り隊であれば分かるとしても、そうでなければ、不審者との区別はつかない。 笑顔であいさつされれば安心できるというものでもないのが、話を難しくしている。

 個人情報保護としての課題や監視社会としての抵抗もあるが、費用が許せば、防犯カメラの追加設置もやむを得ないのか。
 抑止効果はないと思われるが、防犯用携帯電話の貸与をしているところもあるそうだ。

朝日新聞 社説:「通学の安全 人手不足おぎなう道を