防衛大綱改定 「空母」導入には反対だ

Last-modified: Wed, 05 Dec 2018 23:25:47 JST (1986d)
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(2018.11.30)
 年末に改定する防衛計画の大綱に盛り込むために、政府は、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」を改修し、垂直着艦ができる米国製の戦闘機F35Bの運用を検討してきたそうだ。

 歴代内閣が何を言ってきたかは知らないが、災害派遣用であれば不要かもしれないが、護衛艦に攻撃型空母と同様の戦闘機があってなぜいけないのか、というより必須だ。 仮に専守防衛とは「殴られるまで殴り返せない」ことだとしても、戦闘機は必要で、まさか、殴られてからボクシングジムに入門しろとでも言うわけでもないだろう。
(空母化の研究 専守防衛からの逸脱だ(2018.6.3))

 自衛隊の装備について議論する場合に、憲法9条の下で高度な装備をする必要があるのか、高度な装備をすると近隣諸国を刺激しないか、装備するなら費用対効果の高い戦略的装備をすべきだというのか、これらは分けて考えないと、議論が混迷するだけで生産的ではない。

朝日新聞 社説:「防衛大綱改定 「空母」導入には反対だ