風力発電 洋上活用に環境整備を

Last-modified: Fri, 02 Nov 2018 18:43:21 JST (2019d)
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(2018.10.21)
 日本の再生可能エネルギーを強化するためには、太陽光に比べて立ち遅れている風力発電の大幅拡大が必要で、国土の狭い日本では「陸上型」には限界があり、海洋大国の日本としては、規模を大きくしやすく欧州でも普及が進んでいる「洋上型」に関心が高まっているそうだ。

 海外で風力は、設備の大型化や発電コストの低下が進み、急速に伸びているそうだが、政府としては、津波対策を含む気象予想基地や海洋防衛基地としても共用するなども考慮するなど、発電コストをより安価にする努力をし、普及促進を図る必要がある。 日本海側もそうだが、太平洋側の数多くの島々への電力供給として、もちろん競争入札になるとは思うが、東京電力や沖縄電力辺りが中心になって洋上風力発電を進めたら良いのだろう。

 どのような商用発電所開発であっても同様だが、開発を促す環境整備や利用ルールを定めたりする必要があり、九州辺りから順次進めて、これらの整備を急ぎ、再生可能エネルギを30%程度近くまで持っていく必要があろう。

朝日新聞 社説:「風力発電 洋上活用に環境整備を