「ゴーン事件」 日産は統治を立て直せ
Last-modified: Thu, 17 Jan 2019 23:37:31 JST (1943d)
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(2019.1.17)
日産自動車(日産)のゴーン前会長が会社法違反（特別背任）と金融商品取引法違反の罪で起訴され、日産は、昨年11月に代表取締役だったゴーン前会長を会長職から解任し、代表権も外したが、ゴーン氏は、全面的に争う構えを見せており、裁判の行方はまだ見通せないようだ。
これらの問題については、検察と社外法律家らによる特別委員会との両面で調査が進められているようだが、ゴーン氏、その他が、どのような不適切なことをしたのか、なぜそのようなことが可能だったのか、なぜ今までそれが放置されてきて、司法取引までして検察の介入を依頼せざるをえなかったのかを、単に違法行為かどうかだけでなく、具体的経営の在り方の実態を解明してほしい。
それが、ゴーン氏という特殊な人間によるものか、日産の体質によるものか、ルノーやフランスによる組織的なものか、日産とルノーの相性によるものかなどを見極め、今後の健全な企業統治に役立たせる義務がある。
(ゴーン会長逮捕 企業統治の不全の果て(2018.11.21))
朝日新聞 社説：「「ゴーン事件」 日産は統治を立て直せ
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