カジノ法案 非常時に審議強行の愚

Last-modified: Wed, 21 Aug 2019 19:26:30 JST (1728d)
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(2018.7.14)
 政府与党は、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案を審議するため、西日本豪雨の被害がまだ続いている10日に、参院内閣委員会を開き、公明党の石井啓一国土交通相は、約6時間そこに張りつき法案説明したそうだ。
 西日本豪雨被害が治まっていないからといって、IR法案を含め必要な法案審議は可能な限り継続しなければならないが、国が賭場を開くことには反対だ。
 カジノ法案 疑問の解消にほど遠い(2018.6.10)

 IR議連元事務局長の西村康稔官房副長官らが米カジノ業者の関係企業にパーティー券を購入してもらっていたことを12日の内閣委で事実を認めたうえで、「立法過程に影響を与えたことはない」と釈明したそうだ。
 IR議連に関係していた場合、前後何年関連業者から献金などをもらってはいけないのか、その期限を知らないが、あるとすれば「立法過程に影響を与えたことはない」からと言って許されるわけではない。

朝日新聞 社説:「カジノ法案 非常時に審議強行の愚