予算のむだ 税の使い方に納得感を

Last-modified: Wed, 28 Nov 2018 22:39:25 JST (1993d)
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(2018.11.19)
 2017年度の国の決算について、会計検査院は、ほとんどの省庁が対象で、374件、金額では1156億9880万円に問題があると指摘したそうだ。 増税の必要性とか、財政の悪化などとは関係なく、税金の適正な使途は公務員の当然の義務だ。

 不適切使途の背後に政治家がいるかどうかは別にして、不適切な使途に関しては、それなりの是正処置と不適切な処理をしている公務員への処罰が必要だ。 過去に関しては、回数や金額に応じた処罰を行うしかないが、今後に関しては、速やかな是正処置は当然として、犯罪であることを認識させ明確に罰する必要がある。
(障害者雇用 水増し不正の根絶を(2018.10.24))

 そのためには、現在もなされているとは思うが、処理担当者、決裁担当者および関係政治家などの詳細な記録を自己防衛としても義務付ける必要がある。
(公文書対策 本質に目つぶったまま(2018.7.24))

 会計検査院の指摘は氷山の一角の可能性もあるが、公務員が税金を適正に処理したとしても、政府による、幼児教育・保育の無償化など、税金の無駄遣いがあるので、これらをなくせば、増税分を吸収できないかと期待するが、あとは、消費増税をなくして、適切な経済政策を打てば、財政は健全化するだろう。 それらを並行に、速やかに確実に進めてほしい。

朝日新聞 社説:「予算のむだ 税の使い方に納得感を