参院選改革 今国会にこだわるな
Last-modified: Fri, 30 Aug 2019 22:12:06 JST (1718d)
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(2018.7.7)
来年の参院選に向け、「一票の格差」の是正などをめざす公職選挙法改正案の審議が、参院の特別委員会で始まった。 与党である多数党が、党利党略を考えて是正策を考えるのは、程度問題は別にして、普通のことである。
多数党が党利党略を言っているとして、少数党は党利党略を言っていないわけでもなく、多数党がどこまで少数党に配慮した妥協案で収めるかという程度の話である。 比例区に特定枠を設けることについても、制度の是非は別にして、与党とか党利党略というより、多数党ならではの妥協案だ。
そのような各党の党利党略や各議員の都合よりも、参議院はいかにあるべきかを見直し、「一票の格差是正策」を長期的な制度として法制化することを望む。 各党は、いつまでもこのような次元の低い審議を続けず、真剣に選挙制度改革を議論すべきだ。
(参院選挙制度 自民案は露骨な党略だ(2018.6.7))
朝日新聞 社説：「参院選改革 今国会にこだわるな
」