大阪4重選挙 都構想巡る議論深めよ

Last-modified: Sun, 21 Apr 2019 20:50:51 JST (1834d)
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(2019.4.8)
 大阪の府知事選と市長選では大勝して引き続きポストを確保し、府議選でも新たに過半数の議席を獲得したが、市議選では半数に及ばなかったようだ。 地方選は衆議院選と違い小選挙区制ではないので、よほどの大差をつけない限り、過半数を取るのは容易ではないので、国政与党の自民党を敵に回して、この成績は大きな支持と言えるだろう。

 知事及び市長は、選挙で勝利を得たとはいえ、都構想を実現したいのであれば、そのメリットとデメリットを府民や市民に改めて具体的に丁寧に説明すべきだ。 自民党など野党も、反対するのであれば、何が問題なのかを具体的に問題提起すべきだ。

 都構想の目的は、府と市の二重行政をなくすことにあると思われるが、この二重行政には議員数の削減も含まれており、議員各位には重い決断かもしれないが、府や市のあるべき姿を冷静に判断して決断してほしい。
(大阪ダブル選 住民不在の党利党略だ(2019.3.9))

朝日新聞 社説:「大阪4重選挙 都構想巡る議論深めよ