政権と沖縄 対話なしに展望はない

Last-modified: Fri, 19 Apr 2019 22:17:38 JST (1851d)
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(2019.3.2)
 先日の県民投票の結果を伝えるために開かれたきのうの会談で、安倍首相に沖縄県の玉城知事は、「県民に寄り添う。県民投票の結果を真摯に受けとめる。その言葉が本心であるならば、行動で示して欲しい」と迫ったそうだ。 あわせて知事は、米軍普天間飛行場の地元が被っている負担の軽減策を話し合う会議の開催と、在沖米軍基地の現況や今後について検証・協議する場の新設という二つの対話を呼びかけたそうだ。

 国際情勢の危機に「辺野古移設反対」を繰り返し、普天間の危険性を取ってつけたように問題提起する玉城知事にも困ったものだ。 沖縄県民の3分の1が反対しているのだから、このようにしてほしいと実現可能な折衷案を提示するのが政治家というものだろう。
 先の戦争で悲惨な地上戦を体験した沖縄を、二度と悲惨な戦争に巻き込ませないためにも、米軍や自衛隊の基地が必要だ。
(沖縄県民投票 結果に真摯に向きあえ(2019.2.25))

朝日新聞 社説:「政権と沖縄 対話なしに展望はない