文科次官辞職 規律と信頼を取り戻せ

Last-modified: Thu, 06 Dec 2018 15:59:46 JST (1986d)
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(2018.9.22)
 前任の前川喜平氏も天下りあっせん問題で辞職しているが、文部科学省の戸谷一夫事務次官が、業者から不適切な接待を受けていたとして減給処分となり、きのう辞職したそうだ。 不祥事が続く場合は、職場規範の徹底とか業務の再点検とか一般的に考えられるが、事務方トップの不祥事が続くとなるとこれらのことも重要だが、別の対応策も必要になってくる。

 トップを含めた不祥事が多発するということは、組織全体に問題があり、しかも昇格における評価システムも機能していない場合で、年功序列とか、上や周りへの忖度や気配りなどで評価されて、仕事の内容そのもので評価する気風がない組織ではないか。 組織のミッションを明確化し、そのミッションの達成度で組織なり、個人なりを評価するような仕組みや気風に変えていく必要がある。
(君が代判決 強制の追認でいいのか(2018.7.20))

朝日新聞 社説:「文科次官辞職 規律と信頼を取り戻せ