沖縄知事選 「辺野古」を論じよ

Last-modified: Mon, 10 Dec 2018 15:29:12 JST (1981d)
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(2018.9.14)
 翁長雄志氏の死去に伴う沖縄県知事選が告示され、安倍政権が全面的にバックアップする前宜野湾市長の佐喜真淳氏と、翁長県政を支えてきた「オール沖縄」勢力が推す前衆院議員の玉城デニー氏との、事実上の一騎打ちだそうだ。 辺野古に新基地を造ろうとする政府に対し、玉城氏は政府に反対を主張し、佐喜真氏は政府に特に異論はなく、あえて主張することもないということなのだろうか。

 選挙のたびに思うことは、マスメディアの「政治的公平性」だ。 沖縄県知事選には4人の候補者が立候補しているにもかかわらず、2人の候補者をメディア側で切り捨て、残りの1人に対しても批判的な記事を出す。 このようなマスコミの姿勢は投稿者としては支持するが、もし「政治的公平性」の保持を宣言したまま、このような報道をしているのであれば、報道に問題ありといえる。 記事または記者によって、ある時は「政治的公平性」を保持し、ある時は「政治的公平性」を保持しないというのでは、読者としては混乱する。
(自由な報道 民主主義の存立基盤だ(2018.8.18))

朝日新聞 社説:「沖縄知事選 「辺野古」を論じよ