河野外相 質問無視はひどすぎる

Last-modified: Sat, 22 Dec 2018 23:23:54 JST (1969d)
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(2018.12.13)
 12月11日、河野外相の日ロ平和条約交渉についての記者会見で、「日本が第2次大戦の結果を認めることが第一歩だ」というロシアのラブロフ外相の発言への見解を尋ねた質問を無視し、「次の質問どうぞ」と、「お答えできない」ということすら言わずに、会見を次に進めたそうだ。

 いつもなじみのある記者に対しての馴れ合いからきている悪意のないものだとは推察するが、質問などなかったかのように、次を促すのは、あまりにも不誠実な対応だと言われても、公人として反論できない。

 河野外相はラブロフ外相と対峙する交渉責任者の任にあるとは言え、ラブロフ外相発言への見解が交渉に悪影響を及ぼすというのは解せないが、安倍政権に、何らかの秘策があるのだろうか。 そちらの方が気になる。
(日ロ条約交渉 拙速な転換は禍根残す(2018.11.16))

朝日新聞 社説:「河野外相 質問無視はひどすぎる