米ミサイル防衛 宇宙の軍拡に歯止めを

Last-modified: Thu, 24 Jan 2019 22:35:26 JST (1937d)
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(2019.1.22)
 トランプ米政権が、極超音速兵器などの開発を続けるロシア、中国に対抗するため、宇宙空間の積極利用を掲げたことが特徴のミサイル防衛の中期的な指針となる戦略文書「ミサイル防衛見直し(MDR)」を発表したそうだ。

 米国は1980年代にレーガン政権が、ソビエト連邦の核ミサイルに対抗するため「スターウォーズ計画」と呼ばれた戦略防衛構想(SDI)を発表し、冷戦を終結させたことがあったが、今度はこれで、中国との冷戦が終結できればありがたいものだが、そのためには米国は、経済的にも技術的にもトップであり続ける必要がある。

 日本の周辺に関わることでもあり、30年前のようなソ連の崩壊という戦争抜きでの平和に導くためにも、日ロ平和条約の締結とともに、日米が協力して経済力や技術力を高めて中国との冷戦を終結させる必要がある。
(日ロ平和条約に向け 歴史検証に堪える交渉を)

朝日新聞 社説:「米ミサイル防衛 宇宙の軍拡に歯止めを