自民党総裁選 論戦の機会、十分確保を

Last-modified: Fri, 21 Dec 2018 13:49:50 JST (1971d)
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(2018.9.8)
 自民党総裁選がきのう告示され、3選をめざす安倍首相と石破茂・元幹事長との一騎打ちが決まったが、北海道胆振東部地震を受け、党は9日までの3日間、選挙活動の自粛を決め、10日の所見発表演説会と共同記者会見が論戦のスタートとなるが、首相がすぐにロシアを訪問するため、20日の投開票まで運動期間は正味、ほぼ1週間しかないことになるそうだ。

 せっかく、石破氏が立候補して選挙戦になり、自民党の政策をアピールできる6年ぶりのチャンスなのに、地震のために3日間休止することはやむを得ないとしても、貴重な土日を潰し、しかもその後にロシア訪問の予定を入れているにもかかわらず、いかに政治家の先生方がお忙しい方々とは言え、投票日を予定通り実施するというのは、総裁選を形骸化させようとしていると言われても仕方がないのでは。
 前回も総裁選が行われなかったこともあり、自民党の未来に自ら影を差そうとしてはいないだろうか。
(自民党総裁選 国民は視野にないのか(2018.9.4))

朝日新聞 社説:「自民党総裁選 論戦の機会、十分確保を