虐待と児相 見逃した背景にも目を

Last-modified: Thu, 21 Feb 2019 23:33:40 JST (1909d)
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(2019.2.20)
 千葉県野田市の小学4年・栗原心愛さんが亡くなった事件で、児童相談所の失態が明らかになっているようだ。

 父親から一時保護に踏みきったあと、解除し、2カ月ほどして親族宅から父親に連れ帰られてしまったといい、子の処遇を判断する際に重要な児童福祉司の意見書は、「忙しくて(作成を)忘れた」そうだが、それでも児相の業務が滞らず、心愛さんは小学校任せにされ、結果として重大な自体を招いたようであり、児童福祉司や児相職員は、質・量ともに足りていないようだ。
(千葉・小4死亡 大人がつぶしたSOS(2019.2.2))

 保護者の人権というか、家庭内のプライバシーも尊重されなければならないという背景もあるような気もする。 最近の、コンビニなどでの信じられない行為がネットで公開されたりすると、親の躾がどうなっているのかと疑問を持ってしまうが、国連子どもの権利委員会など、子どもの権利を主張しすぎたりすることによって、子どもたちが少しずつ中国人化してくるような気がするのは、考え過ぎか。

 子育ては、地方自治体や国が行うものではなく、保護者が行うのが基本であり、まして、国連が行ってくれるはずもないことを忘れてはいけない。

朝日新聞 社説:「虐待と児相 見逃した背景にも目を