諫早湾干拓 混迷解消は政治の責任

Last-modified: Sat, 02 Mar 2019 22:39:42 JST (1899d)
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(2018.8.1)
 諫早湾干拓事業をめぐり、湾を閉め切った水門を開くように命じた2010年の福岡高裁判決について、同じ高裁が「履行しなくていい」として、事実上「無力化」する判決を言い渡した。

 民主党無責任政権が誕生して、公共工事がらみで、地元と国に多大な迷惑を掛けた3大悪政として、辺野古移設問題、八ッ場ダム建設問題、に加えて、この諫早湾堤防排水門の開閉問題があると思う。 本来、政治で解決すべき案件を司法に任せようとしたことにも問題があるかもしれないが、一時的でしかなかった民主党政権の後遺症だ。

 当時、民主党に投票した有権者にとっては、軽い気持ちのお試し政権だったのかもしれないが、未だに日本社会に大きな影を落としており、しかも、自民党以外に投票することの勇気を有権者から奪っている。 この民主党の罪の大きさは、計り知れない。
(安倍1強政治の果て 民主主義の根腐れを憂う(2018.7.22))

 ところで、海の所有権はないと思われるが、漁業権とは何だろうか。 一般的に、権利には義務が伴うものだが、漁業権に伴う義務とは何かよく知らない。

朝日新聞 社説:「諫早湾干拓 混迷解消は政治の責任