JOC定年 延長は理解できない

Last-modified: Fri, 22 Feb 2019 22:44:28 JST (1908d)
Top > JOC定年 延長は理解できない
(2019.2.21)
 日本オリンピック委員会(JOC)が、いまの体制のまま東京五輪を迎えたいという思惑もあるようで、在任10期17年を超す竹田会長(71)の「続投」を視野に、役員の定年延長を検討しているそうだ。

 JOC役員に定年があるとは知らなかったが、仮に定年が存在し、会長が18年も在任しているのであれば、規定通り退任した方が良いと思う。 東京オリンピック開催直前で、JOC会長が変わるというのもいかがなものかと思うので、できれば早めに会長を退かれた方が良い。

 ただ、買収疑惑によりフランス当局が本格捜査に乗りだしていることについては、フランスにとやかく言われる筋合いを感じないし、まして有罪が確定しているわけでもないのに、日本が忖度して自らJOC会長を辞任させるような対応を取る必要はない。
(五輪招致疑惑 竹田会長の責任は重い(2019.1.17))
 また、定年延長が叫ばれている昨今を考えると、定年延長も検討の余地があると考えたりもするが、それは次期役員からでよく、自らの延長を決めるべきではない。

朝日新聞 社説:「JOC定年 延長は理解できない