LGBT 自民の認識が問われる

Last-modified: Mon, 04 Mar 2019 21:15:10 JST (1897d)
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(2018.7.25)
 自民党の杉田水脈衆院議員が「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題した月刊誌「新潮45」への寄稿で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」こんな持論を展開したそうだ。

 「生産性」という言葉が適切か否かは別にして、子どもを産むか産まないかは個人の選択だが、産む気のあるカップルと産む気のないカップルが同列に扱われるのが公平だとは思わない。 子どもは人類の宝であり、その宝を産もうとしている者や産んだ者、あるいは育てようとしている者に対して、それなりの支援をするのは当然であって、産む産まないに関わらず全てのカップルを平等に扱えというのであれば、それこそ不公平というものだ。

 確かに少数者の排除はいけないことだが、だからといって機会平等だけでなく、結果平等を是とするところまで飛躍するというのであれば、不公平社会を招くだけだ。
(二階氏の発言 「産めよ」の発想の罪(2018.6.29))

朝日新聞 社説:「LGBT 自民の認識が問われる