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RIGHT:(2019.5.11) RIGHT:(2019.8.19) LEFT: 建設中の北海道と北陸、九州の3路線のうち、北陸と九州では、当初見込みより2割超も費用が増えたそうだが、JRは昨年、追加負担を拒否し、補填の当てがいまだについていないようだ。 これにはいくつかの課題がある。 ・新幹線網の費用負担はどうあるべきか ・新幹線は日本のインフラとしてどうあるべきか ・公共事業の費用見積もりや費用管理は適切か 新幹線は、高速道路と同様に国家の重要なインフラであり、国が100%負担すべきものではないだろうか。(高速道路も無料化) 列車の運行はもちろん、鉄道や駅の管理は民間で行うべきだろうが、鉄道網は国家戦略として国が施設すべきと考える。 国家のインフラとして考えるわけだから、必要性や合理性は当然考慮すべきだが、採算性はそれほど考慮する必要はないと思う。 全県を通す必要があるかどうかは別として、少なくとも四国を含めた、九州南端から北海道北端までを貫通させ、そのルートも太平洋側ルートと日本海側ルートの両方を整備した方がよい。 走らせる列車についても、飛行機や車と同様、特定企業に独占させるのではなく、複数企業の列車を走らせることによって、はじめて競争原理が働くのではないだろうか。 それによって、人間だけを運ぶのではなく、貨物列車も走らせるなど、いろいろアイデアが出されるのではないだろうか。 鉄道に限らず、一般に公共事業の見積もりは甘く、容易に増加する傾向にあるので、見積もり責任を明確にすることと、ただ厳しければよいというものでもないが、発注業者への費用管理の仕組みも見直す必要がある。 朝日新聞 社説:「[[整備新幹線 見切り発車の重いツケ>https://www.asahi.com/articles/DA3S14143626.html?iref=editorial_backnumber]]」