北海道大停電 供給体制の弱さが出た

Last-modified: Fri, 21 Dec 2018 13:57:58 JST (1971d)
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(2018.9.8)
 北海道で6日に起きた大地震の影響で、道内では一時、ほぼすべての地域が停電するという「ブラックアウト」が発生した。 すぐに動かせる発電所をすべて稼働し、本州からの融通などを受けても、地震で損傷し、大停電のきっかけとなった苫東厚真火力発電所の運転再開が、通常の水準で安定的に電力供給するには欠かせないようだ。

 北海道と本州との融通電力量の多重化の必要性など、北海道電力自身の問題分析と、四国など他地域にも問題はないのかなどの検討が必要だ。 災害時の対応や今後の更なる経済発展のためにも、電力量の余力の必要性が認識させられたが、電力が自由化された現在、このリスクはどこが担うのだろうか。
 生成可能エネルギーの活用は重要だが、自由度の少ないエネルギーに過度な依存をするのは危険だ。
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朝日新聞 社説:「北海道大停電 供給体制の弱さが出た