米朝間の協議 非核化の工程まず描け のバックアップ(No.1)


(2019.1.23)

トランプ大統領と金正恩・朝鮮労働党委員長が、昨年6月の史上初の
米朝首脳会談以来の会談を、2月下旬にすると米政府が発表したそうだが、
事前協議で、朝鮮半島の非核化と安定に向けた工程についてどのような話に
なっているのだろうか。
北朝鮮が核放棄に向けていつどんな行動をとるかという、緻密な段階的
行動計画づくりを始動させるのを、再会談を開くための必須条件とするべきであり、
2月下旬の開催が発表されたということは、この行動計画づくりの目途が
立っているか、あるいは、それまでに行動計画づくりをせよという
プレッシャーなのだろうか。
中国とロシアの両国は北朝鮮への制裁の一部緩和に前向きな姿勢をみせている
とも言われおり、金正恩氏は、年明け早々に中国を訪問し、今後ロシアを訪問する
可能性もあるようであり、中国や韓国が一部制裁緩和をするようであれば、
米日はそれに応じた制裁を的確にしていくべきであり、対ロシアに対しては、
そのような懸念を払拭するためにも日露平和条約の締結を進める必要がある。
日本は、常に北朝鮮を念頭に置いて、米国と密な連携を散りながら、
中韓露に対して毅然と対応していく必要がある。
(中国経済減速 安定も改革も必要だ
 北朝鮮問題 非核化の具体化こそ
 日ロ平和条約に向け 歴史検証に堪える交渉を)

朝日新聞 社説:「米朝間の協議 非核化の工程まず描け